📦 なぜ重いものを持ち上げる前に呼吸が大切なの?
引っ越しや模様替え、仕事で重い荷物を運ぶ機会は意外と多いもの。
「さあ、持ち上げるぞ!」と気合を入れて力任せに持ち上げようとしていませんか? その行動、実は腰痛や怪我のリスクを高めているかもしれません。
重いものを持ち上げる時の「呼吸法」のちょっとした意識が、あなたの体を守る重要な鍵となります。
🧘 正しい呼吸法:吸って準備、吐きながら動作
多くの人が力むあまり、息を止めてしまいがちです。しかし、これが最も危険な状態の一つ。
【正しい呼吸のステップ】
- 息を吸う(準備): 😮
- 重いものを持つ直前に、深く息を吸います。
- この時、お腹(腹筋)にしっかり力を入れ、腹圧を高めます。腹圧とは、お腹の中にかかる圧力のこと。これが天然のコルセットのように働き、体幹を安定させ、特に腰への負担を軽減してくれます。
- 息を吐きながら動く(動作): 💨
- 実際に物を持ち上げたり、動かし始めたりする動作の最中は、ゆっくりと息を吐き続けます。
- 動作中に息を止めると、急激に血圧が上がり、体の動きが硬直してしまいます。息を吐きながら動くことで、力みが適度に抜け、スムーズで安定した動作が可能になります。
💪 腹圧の重要性:天然のコルセットを働かせる
なぜ「息を吸って腹圧を高める」ことが重要なのでしょうか。
腹圧が高まると、脊柱(背骨)が前方への圧力で支えられ、重いものを持った時に腰が反ったり丸まったりするのを防ぎます。これは、腰痛の原因となる椎間板への負担を最小限に抑えるための、人間の体に備わった自然な防御機構なのです。
💡 持ち上げ方のその他のポイント(おまけのTIPS)
呼吸法と合わせて、以下の点にも注意すると、さらに安全性が高まります。
- 足元を安定させる: 持ち上げる前に、足幅を肩幅程度に開き、安定した姿勢を確保しましょう。
- 膝を使う: 腰を落とす時は、背中を丸めず、膝を曲げて、荷物を体にできるだけ近づけて持ち上げます。
- ひねらない: 持ち上げた後、体ごと向きを変える際は、足の向きも一緒に変え、腰だけをひねる動作は避けましょう。
✅ まとめ
重いものを持ち上げる際の安全は、「呼吸法」から始まります。
【ポイントの再確認】
- 動く前: 腹筋に力を入れ、深く息を吸う。
- 動く時: ゆっくり息を吐きながら動作する。
この小さな意識改革が、あなたの健康を守り、腰痛を防ぐ大きな一歩になるはずです。安全で快適な運搬作業を目指しましょう!


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