料理店の盛り塩は「お清めのため」ではない?

ルーツ

飲食店の入口に、盛り塩をしているのを見たことはありませんか?あれ、何のためなんでしょうね?塩なので、「お清め」のためでしょうか?

あの盛り塩は、お清めではないんですね。「お客にたくさん来て欲しい」という「おまじない」なんです。

昔、中国の皇帝は、3,000人とも言われるたくさんの妾(めかけ)を持っていました。そして毎夜その妾達のもとを訪ねるわけですが、待っている妾の方からしたら、3,000人とはいかなくても、皇帝が来てくれるのはかなりの高倍率。そこである妾(の屋敷の者)が一計を案じ、玄関先に盛り塩をしておいたんです。

すると、牛車を引く牛は、そこから動かなくなりました。草食動物は常に塩分を取らなくては生きていけないのです。言ってみれば、牛にとっては大好物の塩が目の前にあるわけですから、それ以上動こうとしないわけです。

牛車が動かないので、皇帝はその晩、その妾の所に泊まることになったのだそうです。

この故事から、来てほしい人(お客)を招き寄せる方法として、玄関に塩を盛るようになったとのことです。

そんな「おまじない」が、飲食店では行われていたんですね。



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