記事のポイント💡
- 火災保険は火事だけじゃない!風災・水災の被害も対象になるケースが多い
- 自然災害の増加傾向にある今、補償内容の確認と見直しが重要
- 地震保険は火災保険とセットで検討が必要
火災保険=火事のときだけ?その認識はもう古い!
多くの人が「火災保険」と聞くと、「自宅が火事になったときに使える保険」というイメージを持つでしょう。もちろん、その通りなのですが、実は現在の一般的な火災保険は、火事以外にも非常に幅広い災害リスクをカバーしています。これが、自宅を守る上で知っておくべき「火災保険の雑学」です。
近年、日本の気候変動の影響か、大型の台風や集中豪雨、そしてゲリラ豪雨といった自然災害が増加傾向にあります。ニュースでたびたび報道されるように、これらの自然災害は、私たちの住まいに甚大な被害をもたらすことがあります。
「火災保険に入っているから安心」と思いきや、契約内容をよく確認すると、これらの自然災害による損害もしっかりと補償の対象になっていることが多いのです。具体的には「風災」と「水災」が代表的な例です。
🚨「風災」と「水災」の補償を知る
🌪️風災(ふうさい)とは?
風災は、台風や暴風、旋風、竜巻といった風による災害を指します。
- 具体的な被害例:
- 強風で屋根瓦が飛んでしまった
- カーポートが破損した
- 飛来物(隣家の屋根材など)が窓ガラスを割った
多くの火災保険では、この風災による損害が標準で補償の対象に含まれています。特に近年は、予期せぬ突風などが増えており、風災補償の重要性は増しています。
🌊水災(すいさい)とは?
水災は、台風や豪雨による洪水、高潮、土砂崩れなど、水に関わる災害を指します。
- 具体的な被害例:
- 河川の氾濫で自宅の1階部分が浸水した
- 土砂崩れで家屋が損壊した
- 下水が逆流し、床下に水が溢れた
ただし、水災については注意が必要です。火災保険の契約プランによっては、水災補償をオプションとして外しているケースや、補償額が限定されているケースもあります。自宅が河川の近くや低地にあるなど、浸水リスクが高い地域にお住まいの方は、必ず契約内容で「水災」がカバーされているかを確認しましょう。
⚖️契約前に確認すべきポイント
「火災保険」は、もはや「火事」のための保険ではなく、「住まいの総合的な災害リスク」から守るための保険として認識を改める必要があります。
ご自宅の地域のハザードマップを確認し、水災や土砂災害のリスクを把握した上で、現在の火災保険の契約書をもう一度見直してみましょう。
- ✔ 風災が標準で含まれているか
- ✔ 水災の補償は付帯されているか
- ✔ 補償額は十分か(再築に必要な費用に見合っているか)
⚡地震による津波・火災は別!「地震保険」の役割
ここで一つ、非常に重要な注意点があります。
それは、地震、噴火、またはそれらによる津波を原因とする火災や損壊、浸水などは、原則として「火災保険」では補償されないということです。これらの損害をカバーするためには、火災保険とセットで加入する「地震保険」が必要になります。
火災保険の見直しを機に、地震保険についても併せて検討し、より万全な備えをしておくことをおすすめします。
まとめ:火災保険は「総合災害保険」へ進化
火災保険が火事だけでなく、風災や水災といった自然災害もカバーしているという事実は、自宅と財産を守るための基本知識です。契約を見直し、もし水災補償を外しているなど不十分な点があれば、すぐにでも保険会社に相談してみましょう。


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