「太陽光発電の発電量が最も多いのは真夏」…そう思っていませんか?実は、多くの地域で5月頃が年間を通じて最も発電量が多くなる時期なんです。
この「常識破り」な雑学の理由と、太陽光発電を賢く利用するためのポイントを、分かりやすく解説します。
発電量ピークはなぜ「夏」ではなく「5月」なのか?
太陽光発電は、日照時間が長い夏が有利なように思えますよね。しかし、発電量のピークが5月頃になるのには、太陽光パネルの「温度特性」が深く関係しています。
1. 太陽光パネルは高温が苦手!🌡️
現在主流のシリコン系の太陽光パネルには、「高温になると発電効率が低下する」という性質があります。
- 真夏(7月〜8月): 日差しが強く日照時間も長いですが、パネル表面の温度は60℃〜80℃にも達することがあります。この高温によって、せっかくの発電量が低下してしまうのです。
- 5月頃(春から初夏): 日照時間は十分に長く、晴天率も高い時期です。それでいて、気温はまだ真夏ほど高くならないため、パネルが高温になりすぎず、高い効率を維持したまま発電できます。
一般的に、パネルの温度が1℃上昇するごとに、発電量は約0.4%〜0.5%低下すると言われています。真夏と5月の気温差を考えると、この効率の差は無視できません。
2. 梅雨の影響を回避 ☔
また、6月は梅雨の影響で日照時間が一気に減少します。このため、日照時間が長いはずの夏至を含む時期でも、総発電量が落ち込む傾向にあります。
5月は梅雨入り前で、晴れの日が多く安定していることも、発電量を押し上げる要因の一つです。
太陽光発電の発電量を増やす秘訣
太陽光発電を設置されている方、これから導入を検討されている方のために、発電量を最大化するためのポイントもご紹介します。
✅ 定期的なメンテナンスと清掃
パネルの表面にホコリや鳥のフンなどが付着すると、その部分だけ影になり、発電効率が大きく低下します。定期的な点検と清掃で、パネルが十分に日光を受けられる状態を保ちましょう。
✅ 設置場所のチェック
もし自宅に影を作る大きな木やアンテナがある場合は、影の影響を受けにくい場所に設置したり、対策を講じることが重要です。太陽光パネルの影の影響は、全体の発電量に悪影響を及ぼす場合があります。
✅ パワーコンディショナーの最適化
発電した電気を家庭で使えるように変換するパワーコンディショナーも、効率に重要な役割を果たします。定期的に異常がないかチェックしましょう。
💡まとめ
太陽光発電の発電量が最大になるのは、日照時間の長さと、パネルの発電効率を左右する「気温のバランス」が最も優れている5月頃。真夏がベスト!というイメージは、実は誤解だったわけですね。
この雑学を知っておけば、自宅の発電量をチェックするのがもっと楽しくなるはず。ご自宅の太陽光発電システムが、最も元気に働いてくれる5月を楽しみにしてくださいね!


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