お相撲さんの土俵入りの時に、普段の取り組みで使うまわしとは違う「化粧まわし」を着用しますよね。一口に化粧まわしと言っても、そのデザインはいろいろで、アニメのキャラクターをデザインにしたものや、お相撲さんの地元のシンボルのようなものをデザインにしたものなど、いろいろな化粧まわしが使われています。
あの化粧まわし、いつ頃から使い始めて、いくらぐらいするものなのでしょう?
まず、化粧まわしの起源ですが、江戸時代にまで遡ります。相撲に熱狂していた当時の大名達は、タニマチ(ひいきにしてくれる客、後援してくれる人、スポンサーなど)になって、お気に入りの力士を召し抱えていたそうです。
力士の勝利は、タニマチである大名の知名度アップに貢献していたそうです。言わば藩の広告塔ですね。
そんな中、紀州藩(今の和歌山県)のお殿様が、本場所で勝利した力士に、御褒美として今までなかった美しく華やかなまわしを贈りました。これが化粧まわしの始まりだそうです。
今でも力士には、いわゆるタニマチの人達がいて、昇進や勝利のお祝いに化粧まわしが贈られるそうです。
その化粧まわしは、金糸や銀糸が使われ、豪華賢覧なものとして作られており、安いものでも1本100万円は下らないそうで、高いものになると数千万円、博多織、西陣織などで作られたまわしや、ダイヤモンドが散りばめられたまわしもあるらしく、高価なものになると1億円なんてまわしもあるそうです。
化粧まわしは、土俵入りの時にしか見られないものですが、化粧まわしのデザインなどにも注目してみると、また違った相撲のおもしろさに気づくかもしれませんね。


Comments