タコの一番の天敵って知っていますか?ウツボです。ウツボに食いつかれたタコは、スミを吐くしか防御の方法はありません。
でも、もう食いつかれているのに、それからスミを吐いてどう防御しようと言うのでしょう?
ここで、タコのスミの役目について、今までとは違う研究結果があるんです。
今までは、タコのスミは目くらましの道具と考えられてきました。だから、タコが敵から逃げるために、スミを吐いて目くらましをして、そのうちに逃げると考えられていたんです。しかし、目くらましではなく、嗅覚を攪乱させるためだということが分かってきたのです。
ウツボに噛みつかれると、そこからウツボにとってはおいしいエサの匂いがしてきます。それを、スミを吐くことで嗅覚を攪乱させ、2度目、3度目の攻撃をかわすという意味があるそうなんです。
だから、ウツボに食いつかれているにも関わらず、スミを吐くわけなんですね。
ちなみにイカのスミの場合は、タコと比べてスミに粘りがあり、海中で自分の大きさと同じくらいのかたまりになります。それが自分の分身となるわけです。
また、旨味成分も含まれるため、敵が自分の分身を襲っている間に自分は逃げてしまう、そんな効果があるようです。
タコにしてもイカにしても、防御のためのスミ、いろいろと効果があるんですね。
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