「雷の多い年は豊作」は迷信?真実?

地球の不思議

「雷の多い年は豊作」と言われるそうですが、あなたはご存知でしたか?これは迷信なのでしょうか、それとも真実なのでしょうか?

昔の人は、経験上このようなことを言ったのでしょうけれども、あながち迷信とも言えないようなんです。

植物も動物同様たんぱく質でつくられています。ただ、動物と違うのは、自らたんぱく質を作ることができること。たんぱく質を作るには窒素が必要です。しかし、空気中に窒素はたくさんあるものの、そのままでは植物は吸収することができません。他のものと結び付いて、植物が取り込みやすい化合物の形にならないとダメなんです。

そこで、関係してくるのが雷なんです!

雷は、雲の中にたまった電気の放電現象ですが、この放電によって、空気中の酸素と窒素が結び付き、一酸化窒素になります。この時、酸素と水が多いと硝酸が作り出されるんです。硝酸は水にとけて土にしみ込み、植物の根から吸収されてたんぱく質の原料になるわけです。

つまり、雷が多いと硝酸が多く作られて、植物に栄養が十分に補給されるということなんですね。

昔の人がこんな化学的なことを理解していたとは思えませんが、経験からうまいことを言ったものですね。



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