【衝撃の真実】ケチャップは元々「薬」だった!?健康と歴史を深掘り!

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​「オムライスにハンバーグ、フライドポテト…」食卓に欠かせない真っ赤な名脇役、ケチャップ。この甘酸っぱい調味料が、実はかつて「」として販売されていたという衝撃の事実をご存知でしょうか?

​思わず人に話したくなるこの雑学。今回は、ケチャップの驚きのルーツを辿りながら、その秘められた健康パワーと歴史の変遷を深掘りし、今日におけるケチャップの新たな価値を見つめ直します。

​ 19世紀アメリカでケチャップが「万能薬」に?

​現在私たちが知るトマトケチャップの原型が生まれたのは、19世紀のアメリカです。元々ケチャップ(Kecap/Kē-tsiap)は、東南アジアから伝わった魚醤や発酵させた魚介類やキノコをベースにしたソースで、トマトは含まれていませんでした。

​しかし、19世紀に入り、アメリカでトマトが加えられることで、ケチャップは劇的な変化を遂げます。当時のアメリカでは、トマトの健康効果に対する関心が高まっており、特に1830年代後半から1840年代にかけて、オハイオ州の医師ジョン・クック・ベネットが、トマトの効能を熱心に喧伝しました。

​ベネット医師は、トマトに含まれる栄養素が、消化不良や下痢、黄疸、リウマチなど、さまざまな病気に効果があると主張し、「トマトエキス」として錠剤状のケチャップを製造・販売し始めたのです。これが、ケチャップが「薬」として世に出た経緯です。なんと彼は、この「トマトケチャップ薬」で特許まで取得していたと言いますから、その本気度が伺えます。

​健康効果は本物!現代科学が証明するトマトの力

​残念ながら、ベネット医師の「万能薬」としてのケチャップは、その効果が誇大宣伝であったことや、粗悪な模造品が出回ったことなどから、次第に信頼を失い、薬としての地位を確立することはできませんでした。

​しかし、彼の着眼点自体は間違っていませんでした。現代科学は、ケチャップの主原料であるトマトが持つ、驚くべき健康パワーを証明しています。

​最大の立役者は、何と言っても「リコピン」です。

  • 強力な抗酸化作用: リコピンは、ビタミンEの約100倍とも言われる強力な抗酸化作用を持ち、体内の活性酸素を除去することで、生活習慣病の予防老化の抑制、さらには美肌効果も期待されています。
  • 吸収率アップ: 生のトマトよりも、加熱・加工されたケチャップのほうが、細胞壁が壊れることでリコピンの吸収率が高まることが知られています。さらに、油と一緒に摂取することで、その吸収率は格段に向上します。フライドポテトや炒め物などにケチャップをかけるのは、実は栄養学的にも理にかなっているのです。

​薬から調味料へ!ケチャップの進化と現代の価値

​薬としてのブームは去ったものの、その後のケチャップは、食品メーカーの尽力により、高品質な調味料として発展しました。特に、防腐剤の代わりに酢を多めに加えるなどの工夫が凝らされ、長期保存が可能な万能ソースとして世界中に広まっていきます。

​現代のケチャップは、リコピンによる健康効果だけでなく、トマト由来のグルタミン酸という天然の旨味成分が豊富です。この旨味が、料理の味を底上げするだけでなく、減塩調味料としても非常に優秀です。塩分を控えても、ケチャップの旨味が満足感を与えてくれるため、健康志向の食生活にも大いに役立ちます。

​まとめ: 薬の歴史を持つ「健康調味料」ケチャップ

​ケチャップが元々「薬」として特許まで取得していたという歴史は、私たちにトマトの秘めたる可能性を教えてくれます。

​今日、ケチャップは、私たちの食卓を彩る「美味しい調味料」であると同時に、リコピン豊富な「健康調味料」としての側面も持っています。

​オムライスの上からかける真っ赤な一筋には、美味しい未来だけでなく、健康と長寿を願った19世紀の医師の夢と、壮大な歴史の変遷が詰まっているのです。次にケチャップを使う際は、その意外なルーツに思いを馳せてみてはいかがでしょうか?

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